どうも、40代平凡会社員のソラマメです。
先日小学生の子供が、学校からお便りをもってきました。
その中に入っていた地域新聞。
実は昔、自分が働いていた会社が作っていたものでした。
今でもその会社で働いていたら誇らしげに「これとーちゃんが作ったんだよ」と言えるのですが、何も言わず古紙へ…。
そこからというもの、どこか心の中で『自分は子供に誇れる仕事をしているのか』と考えるようになりました。
誇れる仕事していないと思う理由
結論、僕は子供に誇らしげに語れる仕事、していないと思います。
最もしてないなと思う理由は、いま自分が携わっている仕事が世のため人のためになっていると感じれないからなのかなと思うからです。
僕は学生時代から無性にマスコミに憧れ、就職難にも関わらずマスコミ業界を受けまくり、地元の出版社で働くことになりました。
その後、別の出版社は転職し、教育業へ転職し、いまは医療福祉の業界にいます。
いま4社目で仕事してますが、今が最も仕事のやる気がありません。
医療福祉業界と言えば患者様や利用者様のために役立って良い仕事とは思いますが、自分は現場ではなく運営サイド。
超ワンマン企業なので、運営サイドはみなオーナーしか見ていません。
すなわち、オーナーのために仕事をしている。だからなのでしょう、子供に誇れる仕事だとは思ないのは。
やりがいがあれば誇れるかも
それこそ、地域新聞を作っている会社で働いていたのなら、子供に誇れたかもしれません。
子供が見て、「これ父ちゃんの会社で作ってるんだぞ」っていったら、「すごい!」って言われるかもしれません。
子供も学校でちょっと自慢するかもしれないし。
自分が子供の頃、公務員の父が空港課になったことがあります。
そのときに、何かの伝手で飛行機に乗らせてもらった思い出があります。
その時の父は、カッコよかった。
でもこれって、ミーハー感なのかなと思ったりもしたんですが、どうやら違う。
地域の人にとっていい情報を出すことで地域、社会に貢献している感じがするからなのかな。
いまの仕事に置き換えると、「これ、父ちゃんがオーナーに気に入られるためにやったんだぞ」っていうような感じ。
ん~、やっぱりなんか違う…。
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誇りも必要だけどお金も必要
出版社を辞めた理由は、とにかく給料が安かったからです。
夢はあったけどお金はない。
ほんとそんな感じだったので、おそらく続けていたら結婚も子供にも出会えなかったかもしれません。
いまは、夢はないけどお金はそれなりにお休みもそれなり。
なんかしっくりきませんが、子供を不自由なく育てていくには悪くない環境です。
オーナーから見限られたらジエンドですが、ある程度距離感を保っていけば食ってはいけなくない仕事。
だからいつもこのままでいいのか、転職するべきなのか悩みます。
5年ほど前にも『子供にとって父親とは』という記事を書いたことがありますが、子育てする上ではお金は必要。
その考えは今も変わっていません。
順番を間違えた
なので僕は、順番を間違えたんだと思います。
僕は、お金を気にせず好きな仕事をしてきたから、いまお金のために仕事をしている。
これが失敗でした。
お金のために仕事をして、貯めて投資して資産が増えたら、好きな仕事ができる。
これが正解だったのかなと本気で思います。
若くして資産運用をはじめ、資産を築き、好きなことで生きていく若者は尊敬です。
散在しまくった20代の経験は必ずしも無駄ではない。
とは思いますが、お金のことを全く考えず生きてきたことには後悔しかありません。
だから今の環境は、受け入れざるをえないかな。
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子供に誇れる職業ランキング
- 第1位 公務員 45票
- 第2位 一般企業の会社員 31票
- 第3位 医師 19票
- 第4位 プログラマー・エンジニア・ゲームクリエイター 18票
- 第5位 研究者 11票
- 同率第6位 薬剤師 9票
- 同率第6位 経営者 9票
- 第8位 教師 8票
- 同率第9位 YouTuber 7票
- 同率第9位 スポーツ選手 7票
引用:日本トレンドリサーチ調べ
もし、この年代からでも子供に誇れる職業に就けるのかといえば、いつでも今からでもできると思います。
子供に誇れるかどうかは、その会社や業界、職種ではなくて、楽しんでるかが強いのでしょう。
パパ・ママが子供に将来なってほしい職業ランキングなんてものがあったので見ました。
安定している公務員や一般企業の会社員もあれば、子供に人気のyoutuberなどもあります。
公務員は今の日本の経済状況を表しているのでちょっと除外ですが、それ以外の職業については大人が楽しんで頑張っている姿に惹かれるのかなと思ったりします。
自分も仕事を楽しめば、自然と子供も父の楽しむ姿を誇りに思ってくれるんだと思います。
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さいごに
世代だからかな、子供と父親の仕事のことを考えると、忌野清志郎さんの『パパの歌』を思い出します。
昼間のパパは ちょっとちがう
昼間のパパは 光ってる
昼間のパパは いい汗かいてる
昼間のパパは 男だぜ
引用-忌野清志郎『パパの歌』
この歌詞に自分を重ねると、楽しんで仕事している姿を見せたいなと思うし、今の自分を受け入れてくれる転職先があるのかなという不安もあります。
自分は遅かったけど、30代後半から資産運用を始め、このままあと10年~15年くらい居座って資産形成して楽しい仕事をするか等々。
選択方法はいくつもあります。
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