お金はピンチと感じた瞬間が最も変われる時かもしれない

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どうも、40代会社員のソラマメです。

先日りょうさんがこのようなツイートされており、多くの方の意見を私も拝見しました。

https://twitter.com/10Ryo22/status/1644119171771277315?s=20

会社でお金に関するセミナーがあり、不安に思われた方が相談されたのだそうです。

アンケート結果によると、約1,500票獲得し圧倒的に転職という解答が最も多かったようです。

節約やNISAも大事だけど、それ以上に収入を上げないと意味がないという意見が多く、私も同意見で一票を投じました。

私も数年前、お金について本気で悩んだことがありました。

その時のことも含め、今回ブログを書きました。

Contents

将来のお金が不安ならバイトから脱出する
【経験談】収入ダウンがきっかけでお金について考えた
ピンチはチャンスになることもある
収入アップは永遠の課題
さいごに

将来のお金が不安ならバイトから脱出する

正社員になり攻撃力を高める

質問者の方はアルバイト、ということで将来のお金が不安であればまずは収入アップが最優先というのが私を含め多くの意見。

正社員になることで、固定の収入を得ることは可能になりますよね。

会社によっては賞与や、手当がもらえるところもあります。

アルバイトからであれば、正社員になることで爆発的に収入がアップする可能性があります。

社会保険と年金で守備力を高める

また、FPのすぎもとさんもブログで書かれていますが、社会保険や年金など、正社員になることで守備固めができるというのも大きいかなと思います。

特に30代以降になると、病院になにかしらかお世話になることが増えます。

私も20代の頃には全くお世話にならなかった保険証ですが、30代以降出番が増えてきました。

我が家は41歳で妊活に挑戦しましたが、その節は高額療養費でも大変お世話になりました、

国の医療制度を利用するためにも、社会保険など入っているのはやはり安心かと思います。

外部リンク

投資よりもまずは守備固め

支出を抑え将来の資金を増やす

支出の見直しは、ピンチと感じた時にできる行動のひとつです。

会社勤めであれば、日々のランチ代や飲み会などそれなりにあって、相談者の方は日々やりくりをされているのかもしれません。

ただ日々の節約よりも大きな効果が出るのは住居費、車、保険、スマホ代などの固定費の見直しだと思います。

本気で何とかしたいと思った時には、固定費の見直しまでできるチャンスでしょう。

【経験談】収入ダウンがきっかけでお金について考えた

この話題を取り上げたのも、私自身が将来のお金について本気で考えはじめたのが、似たようなことがきっかけだったからです。

転職で年収ダウン

私が転職したのが35歳。

前職で中間管理職になったのですが、激務による心身の疲労困憊で仕事を辞めました。

転職エージェントなども利用しましたが、退職が決まってからの転職活動だったので、狭い選択肢の中から転職先を選ぶしかありませんでした。

転職先は前職から年間100万円のダウン、家族もショックだったと思います。

当時の自分は、ショック以上に危機感でしかなかったです。

家計を見直し支出も下げた

転職先を給料の理由だけで辞めるわけにもいかなかったので、支出の削減に努めました。

転職を決めたのも自分、年収を下げたのも自分、そのうえで家庭に無理をさせることになってしまい当時は責任しか感じていませんでした。

その時にブログをはじめ、ツイッターでいろいろな情報を集めるようになり、大きな節約は固定費の削減ということを知りました。

節約は、日々の食費やお風呂のお湯を貯めて洗濯にとかいうものではありませんでした。

スマホ代や保険、ネット自動車保険の切り替えなどで日々の生活をそこまで変えず、少ないながらもお金を貯めていく体質になれました。

将来が不安になり資産運用をはじめた

年収は下がったのに、毎月の固定費などの削減によりお金が貯まるようになってきたら、そのお金をいかにして将来へつなげていけばいいか考えるようになりました。

そして出会ったのが、資産運用です。

つみたてNISA、iDeCoという制度があることを知り、インデックス投資にも出会いました。

配当株投資に出会ったのは、お金の不安からはじめたブログという副業でしたが、年収が下がる経験がなければ資産運用にも出会わなかったのではないかと今でも思います。

ピンチはチャンスになることもある

何が言いたいかというと、「ピンチはチャンスになる」のではないかと思うんです。

私は年収が下がるというピンチがきっかけで、どうやって支出を減らすか工夫をしました。

おそらく転職で年収が上がるかトントンであれば、支出削減も資産運用もしていなかったでしょう。

強烈に何かをはじめるきっかけは、インパクトのある出来事が隣り合わせているのではないかと、自分の経験と今回の相談者の方の話で感じました。

もちろん、この状況をピンチと考えない人もいますし、ピンチと分かっていても取り返しがつかず、浪費に走ってしまう人もいるかもしれません。

自分が独身だったら、給料が下がったらひねくれて飲んだくれてタバコとかはじめていたかもしれません。

ピンチをチャンスに変えることができる賞味期限は意外と一瞬で、タイミングを逃すとピンチは膨らむ一方なのが怖いですよね。

収入アップは永遠の課題

多くの人が相談者のお金問題を解決するには、収入アップのため正社員への転職をおすすめすると思いますが、実際にその方が転職に踏み切るかはわかりません。

おそらく30代でアルバイトであれば、多方面から正社員になりなよ、転職しなきゃ、っていわれ続けているんじゃないかなと思います。

それでも動けなかったのは、なにかしらかの理由があるからでしょう。

収入アップが目的であれば、正社員にならずとも複業も可能です。

アルバイトという特性を活かし、複数のアルバイトをかけもちすることも収入アップになれば、ブログやyoutubeなど時間とセンスはいるかもしれませんが稼ぐことは可能です。

ピンチを考えた時に、解決する方法は今の時代いくらでもあります。

相談者の方のことを考えつつも、本業と副業というどちらでも収入アップは自分にとっても永遠の課題だということを改めて感じた内容でした。

さいごに

相談者の方がラッキーだったのは、会社がお金のセミナーを開催してくれたという点とりょうさんに出会えたことだと思うんですよね。

会社は会社のお金しか見ていないと、経営側に近いポジションでいればいるほど思い知らされます。

という私も、この会社で新卒2年目の社員さんに将来のお金の研修を開き、節約やiDeCoについて講義したこともあります。

その後出向になってしまったので、研修担当に同じような研修はしているかと聞いたらいまは全くしていないとのこと。

私がやったお金の研修は、社員にとっては有益でも企業にとっては疎ましいことだったのかもしれません。

会社のためになることはもちろん、そこで働く人のためにも働きたいなと思いました。

今日はこの辺で。