どうも、iDeCoで老後資金形成中のソラマメです。
先日ツイッターを眺めていたら、こんな朗報を目にしました。
iDeCoで凍結されてる「積立残高の1.173%を税金で取るよ」が撤廃されるかも。5/17付、企業年金連合会が「特別法人税を即刻撤廃すべき」とキツめの提言。1999年からずーっと「とりあえず、取らない」を延長し続けてる日本なのでした。1.173%って、ちょい高いアクティブ投資信託の信託報酬かっつうの。 pic.twitter.com/58nmZyV3n2
— 綾小路麗香/マネー編集者 (@reika_amoney) May 21, 2023
iDeCoはつみたてNISAと度々バチることがあり、今でも議論は絶えません。
私は老後資金のために2017年から少しずつiDeCo運用を始め、現在は会社員MAXの23,000円拠出しています。
特別法人税が撤廃になれば、個人的には退職所得控除、運用益非課税のiDeCo最強になるのでは?と思います。
iDeCo最大のデメリットが特別法人税
ソースは日経新聞のこちらでしょうか。
外部サイト:企業年金の特別法人税撤廃の声 厚労相の諮問機関会合で
厚生労働省は2024年度の年金制度改正に向け、積立金に課している特別法人税の撤廃を求める声があった。
ということで、特別法人税がなくなるのでは?という声が上がっているということでしょう。
そもそも特別法人税とは何ぞやという人もいると思うので、こちら参照下さい。
特別法人税
企業年金の年金積立金に対し、法人税法上課税される税金。
企業年金制度では掛金を拠出した時点で各従業員の年金支給額が確定していないため、実際の給付時まで課税を繰り延べることとされている。
その遅延利息に相当するものとして、年金積立金に対して特別法人税が課税される。
厚生年金基金の場合は、国の厚生年金を代行していることから、代行部分の3.23倍に相当する額までの積立金は非課税とされ、それを超える部分に1.173%の特別法人税が課税される。
確定給付企業年金、確定拠出年金の場合は、積立金の全額に、一律1.173%の特別法人税が課税される。
なお、令和5年(2023年)3月31日までは、特別法人税の課税は凍結されている。
引用:企業年金連合会より
ざっくりいえばiDeCoで積立した残高に1.173%の税金をかけるという制度を、廃止ではなく凍結という言葉で濁しているということ。
この特別法人税がネックでiDeCoに慎重、もしくはiDeCoよりもつみたてNISA、新NISAが優先だと言っている人も多いでしょう。
毎年1.173%の税金って、たかが1%でしょと投資初心者だった私は当時思いましたが、運用して資産が増えていくとこの金額に1%税金が毎年取られるのか。
と思い始め、特別法人税のおそろしさを痛感した次第です。
優良なインデックス投信の信託報酬は0.1%程度だと比較すると、その10倍以上が取られますよね。
せっかくコストの安いインデックス投資を継続している意味がなくなっちゃいますからね。
特別法人税が撤廃されたら最優先投資先になるか
特別法人税撤廃が議論されているiDeCoですが、もし特別法人税が撤廃になったらNISA、つみたてNISA、そして2024年から始まる新NISAと比較して最優先すべき投資先になるでしょうか。
iDeCoのデメリットとして他でよく挙がるのが、60歳まで引き出せないこと。
何か特別なご事情がない限り、原則資金拘束されるのがネックといってやらない人もいます。
でも、つみたてNISAを売却したらものすごくたたかれるんですよね。
なんかおかしいなと思うのは私だけでしょうか?
私としては、iDeCoは掛金が全額所得控除されるので、その年の所得税と来年の住民税が軽減されるメリットは大きいと実感してます。
特別法人税が撤廃されるのであれば、新NISAよりも税制メリットと強制的に老後資金を貯めるちょっとSっ気のあるiDeCoを優先させるべきだというのが私の意見です。
なお、退職所得控除についての説明は、信太郎さんのこの記事がめちゃくちゃ分かりやすかったので共有しますね。
外部リンク:マネリテ「「退職金所得控除」や「公的年金控除」を活用したiDeCo(=イデコ)の出口戦略を紹介する!「一時金」と「年金」をどう活用すべき?」
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一番の課題は入金力
そもそも、新NISAもiDeCoも両方やれれば議論もないんじゃないかと思うんですよね。
結論、入金力が一番の課題ではないか説です。
iDeCoは月2.3万円なので年間27.6万円の資金が必要。2024年から始まる新NISAでは、積立投資枠120万円+成長投資枠で240万円=年間投資可能額は360万円です。
占めて387.6万円…
私の手取り年収くらいじゃないかと思います。
そんなお金ない…といって諦めたくはなかった私は、6年前iDeCo拠出金くらいは副業で稼ぎたいという目標でブログをはじめました。
そして2021年からは、配当金でiDeCoの拠出金を賄うという目標で、年間27.6万円の配当金を目指して高配当株投資をはじめました。
現在は年間配当予測が22.5万円まで来たので、あと少し!
増配見込みのある企業を日々投資し、来年中には配当金でiDeCo拠出を達成したいともくろんでます。
さいごに
iDeCoには「特別法人税」という爆弾が隠れてましたが、処理班が対処してくれるかもしれないというお話でした。
これでiDeCoをやらない理由が一つ減って前向きに資産運用を考える人が増えるといいなと思います。
もちろんこれは議論なので、まだ最終決定ではないです。
2024年度の年金制度改正に向けて今後も議論を詰めていくとのことで、吉報を待ちましょう。
ちなみにiDeCoでは、楽天VTIを100%購入しています。
全米に分散投資しているので、それ以上に分散させる意味はないかなぁ。
本日はこの辺で。
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