老後2,000万円問題って確か年金が20万円、生活費が25.5万円で月の赤字が5.5万円。
これを30年続けたら、2,000万円足りないから備えておけよって話でした。
私が老後の不安で投資を始めたいいきっかけでしたが、時はインフレ・物価高。
本当にこの2,000万円あれば安泰じゃ~!と思っていてよいのでしょうか。
ちょっと考えてみました。
老後に必要な一般的な生活費は現在だと月26万円
老後2,000万円問題が世に出たのは令和元年。
当時の計算では夫婦の一般的な生活費は月額25.5万円でしたが、令和3年の調査では月額約26万円と上がっています。
参照:Ⅱ総世帯及び単身世帯の家計収支|家計調査年報(家計収支編)2021年(令和3年)|総務省統計局
生命保険文化センターの「令和4年度 生活保障に関する調査」によれば、老後にゆとりのある生活を送るには、1ヵ月の生活費は約37.9万円と10万円近くアップします。
コロナショックで消費が落ち込んだ時期もありましたが、今後減っていくということは考えにくいでしょう。
その時はデフレで日本が貧しくなるかもしれませんが、それはそれで恐ろしい…。
反対に頼みにしたい年金は減る一方です。
生活費が増えて収入が減ったらどうなるか…言わなくてもわかりますよね。
2%の物価上昇率が続くと35年後には2倍
生活費が上がる一つの要因はインフレです。
『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』という本によると、物価安定の目標は2%。
物価の上昇し続ければ、35年後で物価は2倍になると書かれています。
氷河期世代はデフレ慣れしてしまっているので、モノの値段が上がることへの耐性がついておらず、物価高に全然ついていけません。
でも、学生時代に鬼のように食っていたマックのハンバーガーだって当時の倍の金額だし、深夜まで遊びつくして〆で食べた吉牛も倍。
ユニクロなど、ファストファッションがスタンダードになってくれたおかげで被服費は下がりました。
それ以上に、物価は着実に上がっていることを肌で感じています。
スポンサーリンク
20年後には「ゆとりある生活費」が一般的な生活費に
参照:老後に直撃?「インフレ」は暮らしにどう影響するのか |野村証券
氷河期世代だと老後まであと20年くらい。
私たちが老後を迎えた時は、毎月の生活費はいくらがスタンダートでしょうか。
上記の画像は少し古いのですが、野村証券の記事より引用させてもらいました。
インフレ2%続いた場合、20年後の一般的な生活費は33.6万円に膨れ上がります。
あれれ?これでは現在のゆとりある生活費とあまり変わらないんじゃない?
となると、今の一般的な生活費はこのままインフレが続けば、いまのゆとりある生活費くらいの支出になる可能性が高い。
年金は今と変わらない、もしくは減るので収入と支出の差はさらに広がります。
個人ができるインフレ対抗策
インフレ2%が35年続けば物価は2倍になるということは、35年でお金の価値は50%オフになるということ。
昔は相応に銀行に預けた分利息というものでお金が増えていきましたが、メガバンクへ預けても利息は0.001%。
預けたお金を2倍にするには、7万2,000年かかるそうです。
これからのインフレに個人で対抗するには、資産を運用するしかありません。
インフレで企業の収益が増えれば、企業の株価は上がります。
投資した資産も増えるので、株式投資はインフレに強い資産と言われているからです。
賢く投資する方法は新NISA、iDeCoと国が準備してくれました。
あとは、やるか・もっとやるかですね。
次回は具体的に氷河期世代が老後までに貯めておきたいお金について考えましょう。
\ブログランキング10位を目指してます/
▼応援してくれる人はポチっとお願いします▼
~いまだけのお得案件③~
①大和コネクト証券
ポイントサイト経由の口座開設でMAX8,000円。紹介コード利用で相互ポイントもらえます▼
紹介コード:RTAFBUAZ
>>>大和コネクト証券
②みんなの銀行
口座開設で現金1,000円+デビットカード利用で20%還元(最大10,000円分)普段の買い物やAmazonで買い物予定のある人は口座作ってからがお得です!
紹介コード:zUeyGbCL
みんなの銀行
Minna Bank, Ltd.無料posted withアプリーチ
口座開設で現金500円+預金の金利が1%になるキャンペーンを開催中です。
紹介コード:sora1981
UI銀行 (東京きらぼしフィナンシャルグループ)
Kiraboshi無料posted withアプリーチ