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お金を渡すだけで本当に助けになるのか?支援のあり方を考える

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先週、広島に旅行に行ってきました。

広島と言えば原爆ドーム。

高校の修学旅行で訪れ15年ぶりの再訪となりました。

年代を増すごとに心に来るものがありました。

原爆ドームの前ではどこかの大学生が募金を集めていました。

最近募金活動をしている人を見かけなかったので気になったのかなと感じたのですが、どうやら違っていました。

最近読んでいる田内学さんの書かれた『君のお金は誰のため』の本で「与えるだけでは不十分」という内容が重なってしまいました。

寄付の意義とその限界

『君のお金は誰のため』の話の中では、アフリカの支援している会社の堂本という人物と主人公が話をする場面が描かれています。

堂本曰く、多くの人が善意で寄付を行うが、期待した効果が得られない場合があるというのです。

その理由は、お金を与えることは短期的な支援に終始してしまうということになり、根本的な解決にならないのだとか。

現地の人々が、自らの力で問題を解決する意欲を損なうリスクを募金(お金を与える行為)にはあるというのです。

例えば物資や資金援助を無償で行うと、現地の生産者や商人の収入が奪われてしまいます。

働かなくてもお金がもらえれば生活は困りませんが、支援が続くわけではないので長期的な支援がなければ意味がないというのです。

確かに給付は一時的でありがたい。

でも、長期的に続くわけじゃないので、結局はバラまいて終わりになってしまうことが多い。

ん??

どこかの国の、どこかの党の、ばら撒き政策と似てますねw

魚を与えるのではなく魚の釣り方を教える

以前に読んだ『バビロンの大富豪』でも、同じような言葉がありました。

「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教える」という言葉。

無人島で生きようとする奴隷に釣った魚だけを与えても意味がない、魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えることの方が重要という意味です。

本当の意味でのアフリカへの支援とすれば、集まった募金を配るのではなない。。

そこで事業を立ち上げ働き、お金を稼ぐ流れを作ること。

食っていけるスキームを作ることが重要だということを学びました。

関連:【なぜ貯金するのか】迷いがある既婚者はバビロンの大富豪を読むべし

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さいごに

旅行から家に帰ったら、妻と子供が「足るを知る」ということを学んだと言ってきました。

どうやら、公文の国語で足るを知るという話があったそうで、今あるものに感謝し豊かな気持ちを持とうという話を二人でしていたようです。

お金の問題は尽きません。

いつも誰かと比較し、何かを求めてしまいますが、たまには落ち着いてみること。

そして、周りを見渡して、置かれている状況や、必要なモノがある現状を理解する。

そういったことも、生きていくうえでは大切だなと感じました。

本日はここまで。

ご覧いただきありがとうございました。



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