本をあまり読まない私は、通勤時間を使って本を聴いてます。
何度もリピートしてしまうのが犬飼ターボさんの作品です。
なんかこう、仕事にもう一度真剣に取り組もうかな!
という前向きな姿勢で会社のドアを開け、やっぱり現実に引き戻される…。
そんな感じが続いています。
犬飼ターボさんはご自身で話すことも行っており、ポッドキャストでも配信があり聴いてみました。
テーマは「自分が上手くいかない理由が分かっている貴方へ」
仕事はゲーム
犬飼ターボさんは、仕事=ゲームだと思っているそうです。
普通仕事だから真剣になりますよね、遊びじゃないんだから。
失敗したくないから慎重になりますよね、ライフがいくつもあるわけじゃないから。
でも、仕事はゲームだと思えるのだとか。
犬飼ターボさん曰く「仕事はゲームを楽しむかのようにクリエイティブに考え、アイディアを出しながら楽しんでいくもんだ」と。
まぁ~よくある意識高い系ベンチャー社長が言ってるな、と煙たがる私ですが聴くことを続けました。
もう少し犬飼流でゲームを掘り下げると、仕事とゲームには共通点があるといいます。
その共通点は、『制約』なんだとか。
『制約』の中で仕事は輝く
確かにどんなゲームにも制約があります。
ドラクエなら最初は弱いし武器もしょぼく、ダンジョンをクリアしていくごとに強くなっていく。
桃鉄だと最初は何も買えないけど、クリアしていくごとに物件が買えるようになっていく。
そのなかで、犬飼ターボさん曰く「どんなやり方かわかってきて、その世界でうまく立ち回れるようになってきた時が1番楽しい」のだとか。
逆に最初から全てがそろっているゲームはすぐに飽きてしまうと言います。
確かに常にスターを持ってるマリオだったら、すぐにクリアして遊ばないだろうな…
そういうことか、と妙に納得しちゃったのです。
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自分の体験談をちょっとだけ
私は管理職として転職して1年以上経過しましたが、振り返ると『制約』は存在していました。
働くスタッフの力量の問題、仕事に対する気持ちの問題、良くしたいと思う積極性の問題。本当にひどいものでした。
時にこの状況を恨みましたし、これ無理ゲーじゃね?
って思うこともありました。
それでも、その状況の中でやれることって何だろう?
人材を集める方法ってないだろうか?
そうやって、一つずつマイナス面をポジティブに(ドラえもんでいう、しずかちゃんのように)ポジティブワードに変換し、状況をひとつひとつ変えていきました。
最初のうちはハレーションだらけで辞める人もいました。
でも、状況的には少しずつ変わってきているし少しずつだけど、私のことを理解して協力してくれる人も徐々に増えてきた(ように思います)
まだまだ大変なことは多いけど、始めの頃よりは会社の雰囲気も変わってきているように感じ、1年前と比べると上手く立ち回れるようになっているなと、居心地の良さを感じる余裕ができたように思います。
つづきます
仕事に行き詰るのは制約のせいだと思うこともありましたが、実は逆だということを学びました。
制約があるから攻略したくなる。
制約がなければイージーモードで別の意味で仕事に行き詰る。
もちろん『こん棒でラスボスを倒せ』のような、無理な制約の中での仕事は詰むだけなので、そういった環境にいる人はすぐ逃げるべき。
でも、ちょっとだけ今苦しい状況を『攻略するための制約』と思えるのなら、仕事を楽しむために試してみたい考え方でもよいのではないでしょうか。
犬飼ターボさんの話は面白かったので、別の記事でも書いてみます。
本日もご覧いただきありがとうございました。
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