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人生には、至るところでチャンスがあります。
気づいてものにする人もいれば、気づかずにチャンスが通り過ぎてしまうこともあるし、チャンスだと思って飛び乗ったら大怪我することもあるから難しい…。
私が人生の中でグッジョブと思える行動を起こせたと思うNo.1は、やはり投資だと思います。
とはいっても、リーマンショック前、東日本大震災後、と2回株式投資にチャレンジし、2回とも中途半端に終わってしまい、今回が3度目の正直という行動でした。
その原点となるのが、「落ちている木の実を拾って種まきをする」という行動でした。
落ちている木の実を拾っても種まきをする人は少ない
実はこの言葉、自己啓発系の小説、犬飼ターボさんの『仕事は輝く』の1つの章に出てくる言葉でした。
『仕事は輝く』はその名の通り仕事に関する成功小説なのですが、この言葉は投資にも言えることだなとメモしていました。
この言葉、例えば次のような形で考えられます。
「落ちている木の実を拾って種まきをする人は少ない」＝「目の前のチャンスを活かして投資をする人は少ない」
多くの人は、落ちている木の実をただの「食べられるもの」として消費するか、あるいは無視して通り過ぎてしまいます。
しかし、一部の人は「この木の実には種があり、それを育てれば将来、大きな木になり果実を実らせる」と考えて種をまきます。
これは、投資の考え方と似ています。
- 消費するだけの人… 目先のお金を使い切る人
- 拾って捨てる人…お金を貯めるだけで増やさない人
- 種をまく人…資産を増やすために投資する人
投資もまた、「種をまく」ような行為です。
すぐには成果が出なくても、時間をかけて育てることで、大きなリターンを得られる可能性があります。
さらに、「落ちている木の実」を「市場の中にある投資のチャンス」と考えれば、多くの人が気づかない間に、賢く拾い上げて行動した人だけが豊かになれる、という教訓にもなりますね。
不労所得を実感できるようになってきた
配当株投資を始めて今年で5年目。
貯まってきた配当金を見ると木を育ててきた成果を感じることができるようになってきました。
今月は東京にライブ旅行に行きましたが、もろもろ併せて18万円くらいはかかりました。
でも、上記の通り今年度に入ってくる配当金を考えれば、同様の旅行がもう1回行けるくらいの不労所得が入ってきている状態です。
当然、当時の種まき時は辛い思いもしたし、我慢もした。
初年度に蒔いた旧NISAの種120万円に対し入金は3万円程度でしたから、それでも蒔き続けた。
蒔いて蒔いて、育った木から落ちた果実も食べずに蒔き続けた結果です。
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さいごに
私の大好きな作家さんで、ひすいこたろうさんがいます。
何かの作品で、おばあちゃんと散歩に行っていた小さな男の子が転んで、て泣きそうになると、必ずおばあちゃんは「なに拾った？」と聞くと、男の子が落ちている葉っぱや石を拾うというお話があります。
人生、転んだ痛みの中で何かを見つけて拾い、また立ち上がれる。
このお話から、とても大事なことを学びました。
普段何気に落ちているものにも、落ちぶれているときにも、絶対に何かヒントはある。
私は、そのなかで投資を拾うことができたのですから、本当にラッキーボーイでしたね。
35歳だったから、ボーイじゃねーか…。
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