どうも、最近になって終活という言葉に敏感な40代会社員のソラマメ(@35_restart)です。
終活本や雑誌をいくつか読みましたが、総じて思ったことがあります。
同じように終活に興味を持ちながらも、挫折した経験はありませんか。
実は何から始めていいか分からない終活でも、今日からできる終活があります。
それがデジタル終活。
なぜなら、思い浮かぶ大切なデジタルデータから残すor減らす選択ができ、書き残していくことができるからです。
遺品整理などは大切ですが、資産をネットで管理したりサービスをサブスクで継続できたりする時代。
デジタルデータのほうが、重要度高いと思いませんか。
この記事では、デジタル終活について、手順、注意点について解説します。
読んでいただければ、今日からあなたが思い描く理想のデジタル終活をスタートできます。
デジタル終活とは
そもそも、デジタル終活とはどんなものを言うのでしょうか。
パソコン・スマートフォン等の電子機器内のデータ及びインターネット上にあるデータに対する死後の取り扱いについて考える活動
引用:日本デジタル終活協会
私もそうですが、スマホが現代の相棒になっています。
決済ではお財布代わり、移動ではナビ、情報を調べたり大げさかもしれませんがもはや私の頭脳の一部です。
後世に残していくつもりでネット銀行や証券口座を多数開設したのに、気づかれずに相続が行われてしまったら…。
思ってたのとは違う!になるだけではなく、トラブルの原因になりかねません。
生前前ならデータも雑に保管したりクラウド上に大量に保存しておけますが、家族に見てほしくないものがあれば…。
穴があったら入りたい…だけでは済まされないこともあります。
我が家にも、年代にしてはパソコンが使える70代の父がいます。
そういった世代ほど、スマホやパソコンにデータがあると安堵しています。
アプリや写真保存できるなど便利になりましたが、データの管理がしっかりできているとは思えません。
だからこそデジタル終活を始め、情報や気持ちの整理をすることが大切です。
以外と多いデジタル遺品
デジタル終活としてスマホやパソコンに保存されたデータを、生前に整理をしておく重要性は理解できました。
では、デジタル終活で何を整理するかというと、デジタル遺品とかデジタル遺産と呼ばれるものになります。
ここでは、簡単にデジタル遺品について紹介します。
サービスのログイン情報
ネット銀行やネット証券など、アカウント情報が分からなければログインできません。
それ以外にも、利用しているほとんどのWEBサービスにはログイン情報が必要です。
そのため、重要なデジタル遺品のひとつとなります。
アプリ
有料アプリやサブスクリプションサービス加入しているアプリも、デジタル遺品のひとつです。
アプリの利用停止やサブスクの解約をしなければ、知らない間に費用が引落しされ続けます。
情報を整理しておかないと、トラブルのもとになるデジタル遺品です。
アドレス帳
アドレス帳も、手書きからPCやスマホに移行して来ている方が多いはずです。
パスワードで管理している場合、連絡先がわからず万が一の際に連絡がとれない…
なんてこともあるので注意が必要です。
SNSアカウント
SNSのアカウントも立派なデジタル遺品です。
LINEなど連絡ツールには情報が入っていますし、40代以上のTwitterやInstagramなどのアカウントも増えました。
本人に万が一のことがあった際、SNS上の友人だけしか連絡がとれないケースもあります。
アドレス帳と同様に、整理が必要です。
写真や動画データ
スマホ本体やSDカードに保存できる写真や動画は、管理していないことが多いうえに、最近ではクラウドも登場。
その大量のデータやクラウドにアップされたデータも、デジタル遺品にあたります。
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デジタル終活でトラブル回避
デジタル終活をする上でのメリットは、家族をトラブルに巻き込まないことです。
遺品や遺産でトラブルは聞くけど、デジタル遺品でトラブルなんてある?
と思うかもしれませんが、時代と共に小さなトラブルから大きなトラブルまで抱える可能性もあります。
金銭的トラブル
最も大きなトラブルは金銭的なものです。
ネット銀行やネット証券口座を開いている場合、家族が把握していない口座が見つかる場合があります。
手数料がかからないなどメリットも多いネット銀行。
実は私を含め40代の口座開設も多く、シニア世代も口座が増えています。
ログイン情報が分からず手続きに時間がかかって大変だった。。
くらいならまだしも、最悪FXや信用取引を行っていて多額の負債…なんて可能性も考えられます。
解約トラブル
音楽や動画配信サービスなどのサブスクも、トラブルのもとになりかねません。
家族と共有しているサブスクや課金サービスなら、家族も把握しているため死後に解約することも容易です。
しかし、本人しか知らないサブスクに加入していた場合、気づかぬうちに料金を継続して支払っている場合もあります。
それが家族の知らないネット銀行引き落としなら…
使っていないのにボディーブローのようにお金がなくなっていきます。
クレジットカードの利用履歴や銀行口座の引落し履歴から、利用サービスを把握できます。
利用会社によっては、クレジットカードの停止や銀行口座の停止手続きをすれば料金未納とでサービス提供終了になる可能性もあります。
解約に関し何から手を付けてよいか分からない場合は、このような手法を考えてもよいでしょうが、一番は運営会社へ連絡し解約手続きをすることでしょう。
家族間トラブル
データを保存しやすい分、とりあえず写真や動画を保存してしまう人ほど注意が必要なこともあります。
家族にも見られたくないデータもある場合、整理しておかないといけません。
SNSのアカウントでも、同様のことがいえます。
SNSで知らない人とのやり取りが亡くなった後発覚し、思わぬところで家族を傷つけてしまうこともあります。
SNSはどの世代も簡単に始めることができるツールです。
しかし、家族とは別のコミュニティの人も多いため扱いには注意が必要です。
デジタル終活のやり方
デジタル終活の手順はいたってシンプルで、リストアップして、仕分けて、記録しておくだけ。
誰でも簡単にできますが、少し工夫が必要です。
リストアップ
最初に行うのが、デジタル遺品のリストアップです。
このリストアップが細かいところまで行くと膨大…。
まずはオンラインとオフラインで仕分けて、優先順位をつけていきましょう。
デジタルデータは目に見えないものが多くて、わかりづらい特徴があります。
そのため、以下のデジタル遺品チェックリストを参考にリストアップし、どこに情報があるのかを把握しましょう。
【オンライン】
- 資産:ネット銀行、ネット証券など
- 定期利用:サブスク、月額利用料のあるアプリなど
- SNS:ツイッター、Instagram、ブログなど
- データ:クラウド上にあるデータ類など
- ログイン:WEBサービスなど
【オフライン】
- 個人情報:連絡先やメールアドレス、LINE情報など
- スマホ:写真や動画データ、電子書籍など
- PC:仕事のデータ、個人的に管理している資料など
これは私にとって重要だと思う順番で記載しています。
人によっては順番が違う場合もあるので、この仕分けた欄に思いつくものを書き出していくと精度も高まるでしょう。
また、書き出しておくことで、自分がデジタルデータをどれくらいもっているかを把握できます。
仕分け
リストアップしたデジタルデータから、残すか処分するか決めて仕分けしていきます。
その際、リストアップした優先順位の高いものから仕分ける方がベターです。
仕分け方法としては、まず3つに分類します。
- 絶対に残すもの
- 絶対に隠す
- いらないもの
例えば、ネット銀行など家族の資産に係るものや、自分が死ぬまで使いたい重要なサービスは残すほうへ仕分けます。
月額利用料が発生しているサブスクやアプリは、情報が分からないと解約できなくなるので残すもので仕分けましょう。
個人的には大切だけど、家族や他の人に見られたくないものは隠すほうへ仕分けます。
絶対に隠したいものは、専用フォルダを作ってパスワード管理すればOKです。
その2つから大きく外れたものは、いらないものとしてその場で削除していきましょう。
でも、絶対にと言われるとそうでもない、なるべく残したい、なるべく隠したいものもあるはず。
それらは一旦同じ仕分けをして、定期的な見直しの際に再度残すのか、処分するのかを検討しましょう。
記録
デジタルデータの仕分けができたら、残すものについて情報をノートにまとめていきましょう。
それが、エンディングノート。
エンディングノートというと範囲が広くて、何から書いていけばよいか悩み、結局筆が進まない人もいます。
デジタル終活の場合、エンディングノートに記載するのはこれだけです。
- サービスのログイン情報
- 重要フォルダの場所
- 死後のデータ処分について
これらの情報が1冊にまとまっていれば、死後様々な対応に追われる家族の負担を軽減できます。
各サービスへのアクセス方法も記載があると、家族に時間をとらせることなくスムーズに情報を引き継げます。
自分のためにも大切な家族のためにも、デジタル終活は可能なかぎり済ませておきましょう。
\私が使っているエンディングノート/
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デジタル終活で失敗しない3つの注意点
デジタル終活の手順について解説してきましたが、デジタル終活を行うにあたっては3つの注意点があります。
パスワードの記載
暗証番号やパスワードはわかりやすい場所に記載してしまうと、盗難や紛失時に悪用される可能性があります。
被害が大きいと、お金にかかわる銀行口座などの大切な資産を失うリスクも潜んでいます。
エンディングノートに記す場合は、保管場所など取り扱いには十分気をつけましょう。
パスワードを連想させる、家族ならわかるようなヒントを書いておくのも有効的です。
また、誤字脱字や分かりづらい文字にも注意が必要です。
アルファベットなのか、数字なのか判別しづらい文字には注意しましょう。
常に情報更新
パスワードは、定期的な変更でセキュリティを上げれますが、エンディングノートへの情報更新を怠ってはいけません。
パスワードを変更した際は、セットでエンディングノートに記すクセをつ最新の情報にしておきましょう。
また、使わなくなったサービスの情報が書いてあると、家族も対応に困ります。
解約したサービスの情報は消去し、定期的にエンディングノートを見直すことが大切です。
必要ないものは消す
上手なデジタル終活のポイントは、いかに残すデータをシンプルに整理していらないものを消せるかです。
デジタル終活の手順で仕分けた際、なるべく残したいものが多いとエンディングノートのボリュームも増えます。
いらないサービスか迷うものがあっても、一度解約して必要な時にもう一度登録できるものもあります。
残された人のことを想って、いらないものとして削除しましょう。
写真データなどは、家族で共有できるサービスをうまく利用することも良策です。
データを家族と共有しておけば、自分だけのデータとしては必要なくなるので、いらないものとして処分することもできます。
今あるサービスを上手に利用して、データやアカウントを消していきましょう。
今すぐできるデジタル遺品の整理方法
デジタル終活の手順や注意点が分かった上で、当サイトはデジタル遺品を家族へ引き継ぐ方法を随時まとめていきます。
- ネット証券口座
- ネット銀行口座
- SNS
- ネットサービス
- 配信サービス(音楽・動画など)
- クラウドサービス
- アドレス帳
- 写真、動画、音楽、電子書籍などのデータ
- アプリ
- メールのデータ
- スマホ内部データ
- アドレス帳
- 文書、写真、動画、音楽などのデータ
- SDカードやUSB、外付けハードディスクなどの外部ストレージ
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デジタルデータの整理こそ終活の第一歩
お金のこと。
住まいのこと。
介護のこと。
葬儀のこと。
お墓のこと。
相続のこと。
終活と聞くと何から始めていいか分からず、時間だけが過ぎていきがちですが、万が一のことがあっても、多くのことは整理できるものです。
しかし、デジタルデータはPCやスマホ内にあるので見える化できず、整理していないと家族へ負担がかかります。
いま把握している分のデジタルデータを整理することも立派な終活の第一歩。
家族のためにも自分のためにも、一つずつデジタル終活をはじめていきましょう。
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