「当面は昇給がありません」と言われて仕事頑張れる人なんていない

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※本日は超絶グチっぽい記事になります、あらかじめご了承ください。

先日一年に一度の面談がありました。

私は2023年10月に転職（グループ会社への転籍）をしました。

詳しくは過去記事に書いていますが、給料をあげてもらうことを条件にグループ会社の管理職に就きました。

昇給あるかもと思った理由

転籍した先は医療業。

医療業界の人にしか分からないちょっとマニアックなことを書いてしまうと、2024年の診療報酬改定ではベースアップ加算というものが新設されました。

要は「病院でスタッフの給料を上げなさい、そうすれば患者に加算分として請求できますよ」というものです。

導入するか否かは法人によるのですが、当方は「やる」という方針でした。

本来は看護師など限られたスタッフの給料を上げれば加算は取れるのですが、法人の方針としてはスタッフ全体の給与も上げていく方針。

となれば、私も一員ですので昇給チャンスがあるのでは？

と期待しました。

しかし結果は、昇給額0円。

淡い期待は外れてしまいました。

ある程度は予測できたし仕方ない。

でも、来期以降は転籍して1年も経つし成果に応じて評価されるのではないかと思い「来期に昇給はありますか？」と上長に尋ねました。

すると、思いもよらぬ回答が返ってきたのです。

当面は昇給はないでしょう

「当面は昇給はないと思う」

一瞬、頭が真っ白になり動揺が隠せませんでした。

え？なんで？と。

たしかに去年と比較して給料は大幅にあがりました。

それは満足いくもので、ありがたく受け止めています。

でも「当面は昇給しない」ということの意味を、私は様々な意味で捉えてしまったのです。

一つは、半年の成果を認めてもらえていないこと。

管理職に再チャレンジし嫌なことにも口を出すようにもなり、休日でも電話対応や休日出勤することもありました。

部門においては数字で見ても成果を出せたし、自分が管理していなければこのような結果にはなっていなかったこともある。

その半年間を無にされた気持ちになりました。

もう一つは、今後頑張る意味があるのか？という疑問です。

「当面はない」という言葉は、今年も来年も評価しませんと言われているのと同じです。

頑張って成果を上げようが、頑張らずに成果を上げまいが同じ。

となれば、どちらを選択するかお分かりですよね…。

評価が給料に反映されなければ頑張る意味なし

管理職になりスタッフ全体の給与が見えるようになり、気づいたことがあります。

それは、給料が変わっていない人ほど卑屈で否定的で帰属意識がないという事実です。

「なぜこのスタッフはこんなにもネガティブなんだろう」

というスタッフの給料を見れば一目瞭然でした。

だって、やってもやらなくても給料は変わらないから。

当事者になって気づきました、「そりゃやらないわな」と。

まだスタッフはいいかもしれません、「給料が変わりません」と宣言されていなかったから。

でもね、私は違う。

「当面は昇給がありません」と言われてしまっている、いわば魚群走ってサム出てきたくらい超高確率状態なんですから。

やるわけないでしょ、これ。

これからの方針について考える

まだ脳天チョップをもろに食らっている状態で、頭の上にヒヨコが回っている状態なのでなにも考えれません。

ですが、今後の方針について考えなくてはいけません。

いま頭に浮かぶのはこの３つ。

転職
成果出して見返す
頑張らないで残る

だって、頑張っても評価されない会社にいる意味ありますか？

であればこれまでの経験やスキルを買ってくれる+今後の成果を認めてくれる会社へ移るのが当たり前じゃないかと思うからです。

もう一つは誰が見ても認めてくれるような成果を出して昇給を勝ち取る方法。

これでも就職氷河期世代なのでガッツや体力はあるほうだと思います。

ただ、転職も頑張ることも30代だったらそういった決断をしていたかもしれません。

今は、「頑張らないで残る」という方法も検討しいたいと思っています。

評価されないのは悔しい、その気持ちは変えることができません。

しかし、私がうまく会社に使われているのであれば、私も会社をずる賢く使えばいい。

元々この数年間で「仕事一本にならない、仕事人間にはならない」

と会社とは一定の距離感を保てるようマインドが変わってきました。

給料も上がって管理職になって、「よし！会社のために頑張ろう！」

とまたも仕事人間になりかけていたのかもしれません。

頭が冷やせてよかったかもしれません。

おわりに

人生、うまくはいきません。

私の人生って、こうやって失敗とかダメだったということの繰り返しです。

でもブログはいいですね、吐き出せる場所がある。

そして、こういった記事に共感してくれる人が1人でもいたり、励ましてくれる人が1人でもいる。

それがブログを続けている原動力かもしれません。

そういった意味では、人生の試練とブログネタを提供してくれた会社に感謝です。

いや、感謝なんて絶対しませんけどね…

なんで仕事してないアイツが昇給してケツ拭いてるワイが上がらんのやとしか思えません。

インフレして大企業から賃上げされているのに、自分だけ逆風なのが情けないですね。

この事実を書いていいるのが5月10日、私たちの13回目の結婚記念日です。

「大器晩成、いつかあなたなら成功するよ」

そう笑顔でいつも言ってくれる妻に、なんて言えばいいんだろう。

悲しさだけが募ります。