オーディブルで森永 卓郎の書籍がいくつかったので、これ読みました。
『ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト』という本です。
真理教と聞くと恐ろしい話ですが、いろんな意味で恐ろしい本でした。
森永さんがおっしゃる理論は理解することができました。
私は経済や政治もまだ勉強の身なので、細かい点を取り上げ論じることはできませんが、財務省が日本の中で権力が半端ないということは理解できました。
特に印象に残った点、これは財務省だけでなく自分でも胸にとどめておくべきことだと思ったので共有します。
自分が全知全能の神であると勘違いする瞬間
ずっと周りからチヤホヤされて、自分の一言で、思う通りに人が動く経験を重ねていくと、やがて人間は、自分が全知全能の神であると勘違いしてしまう。そこにザイム真理教の源流があるのだ。
「ザイム真理教」より
ザイム真理教の中で上記言葉があり、自分を律するためにも引用させていただきました。
大蔵省、財務省という国のトップに君臨していること。
自分の思ったこと、言ったことの通りに物事が進んでいくこと。
そうすると、自分は神のように「できる人間」になった(ような気分に錯覚したような)気分になるのでしょう。
その体質がずっと続いている財務省の方々は、一般的には計り知れないほど高いプライドを持っているのだなと感じます。
これって財務省でなくても自分の会社、家庭、友達周りでも十分あり得ることではないでしょうか。
私も管理職としてマネジメント業になりましたが、権力を正しく使えているか自己を省み驕ったことについては猛省しようと決めました。
100%正しい人なんていない
いっぽう、森永さんも上記のように言っていますが、ご自身も権力を使っていた時代があったそうです。
知らなかったのですが、森永さんって東大卒→日本専売公社(JT)だったんでですって。
で、管理調整本部主計課という大蔵省から予算を獲得しそれを支社や工場に分配する部署で働いていたそうです。
もちろん大蔵省の言うことは絶対服従…
森永さんも相当苦しい社会人時代を過ごしてたそうです。
一方で、大蔵省の予算がもらえたら、今度は予算を支社や工場に振り分けるのが森永さんになります。
予算が欲しい支社や工場は森永さんを崇め、森永さんもその中で権力を使っていたのだとか。
社内接待を受ける際には女を連れてこいと言い、そこで出会ったのが奥様だという話を読み、ズッコケました。
結局、100%正しい人なんていなんでしょう。
当時JTの社内で無理くり社内接待させられ嫌な思いをしている人からしたら、森永も財務省と同じことしてたやん!
って怒っているでしょうね。
スポンサーリンク
さいごに
組織のバランスや力関係が崩れてしまうため、持つべき人が権力を持っていることが非常に重要だと社会にいると思います。
私もある一定までの裁量は持っているし、自分の一声で物事を動かさないといけない場面もあるため、ある程度の力は持っておきたいと思います。
でも、常に相手があるもので、時に人を傷つけることもある、ということを胸に秘めて使わないといけないものだと改めて感じることができる作品でした。
僕も100%の人間ではないけど、驕り高ぶることだけはしないぞ~と心に秘めて4月からの新年度を迎えようと思います。
本日もご覧いただきありがとうございました。
\ブログランキング10位を目指してます/
▼応援してくれる人はポチっとお願いします▼
~いまだけのお得案件③~
①大和コネクト証券
ポイントサイト経由の口座開設でMAX8,000円。紹介コード利用で相互ポイントもらえます▼
紹介コード:RTAFBUAZ
>>>大和コネクト証券
②みんなの銀行
口座開設で現金1,000円+デビットカード利用で20%還元(最大10,000円分)普段の買い物やAmazonで買い物予定のある人は口座作ってからがお得です!
紹介コード:zUeyGbCL ③UI銀行
口座開設で現金500円+預金の金利が1%になるキャンペーンを開催中です。
紹介コード:sora1981