当記事は、不景気に強い仕事に30代後半で転職した経験談をお伝えします。
新型コロナの影響で、景気の先行きが不安視されています。
景気が悪くなれば給料が下がるだけでなく、最悪リストラなど企業もあらゆる手を使い生き残りを計ります。
特に家族を支える子育て中のパパさんは、こうした暗い状況の中、不況に強い仕事に一度は目がいくことでしょう。
私は、30代後半で転職しました。
選んだのは、不況にも影響が少ないといわれる業界です。
転職時は売り手市場で景気も今より良い時期でしたが、それでも不況時に影響の少なさそうな業界を選びました。
景気の良いときも、不安定な時も経験しているからこそ、自分に伝えられることがある。
そう感じ、まとめました。
景気に左右される業界・景気に左右されない業界

景気に左右されない、不況にも強い業界はあります。
新型コロナの影響が出ている中でも、業績が下がらず安定している会社もちらほら見かけます。
総じて、国に守られている業界や、日常生活に必要不可欠な業界、安定購入される業界トップシェア企業は、景気に左右されることが少ないと言われています。
次のような業界は、不景気でも強い業界といえるのではないでしょうか。
- 通信
- 電気/ガス
- 医療
- 日用品
- 物流
- 保険
- IT
- 介護
- 警備
- 公務員など
※一般的に不況に強いとされている業界ですが、新型コロナのように全体的な落ち込みの場合打撃を受ける可能性もあります
私が転職した時は、30代後半でも売り手市場でしたが、何よりも家族や子供の将来のことを考えました。
そして、景気が悪くなってもなくならない企業(介護や医療といった福祉関連)という選択をしました。
いま、景気の波が押し寄せてきている中、景気左右されない企業で良かったことをお伝えします。
不景気でも安定した職種なら仕事がない状況は皆無
まず当たり前ですが、私のいる福祉関連は景気に左右されることがほとんどありません。
なので、不景気になったからといって仕事がなくなることはまずありません。
仕事がありすぎるのも体力的に疲れますが、仕事がないのも精神的に応えます。
そういった面でいえば、景気が良くも悪くも、仕事量は安定的なので、バランスは取れているように感じます。
私の場合、メイン業務が採用担当なので、採用計画の中でスケジュールを追って仕事をしています。
営業の仕事をしていた時は、売上が少ないと不景気など外部要因だとしても、プレッシャーを感じてしまっていました。
採用に関しては目標人数がありますが、常に人が入れ替わる業界なので、大きなプレッシャーはありません。
採用できなくても定着率を上げれば良いため、今はほどよい精神状態で仕事ができています。
仕事はありすぎても、仕事がなさすぎてもストレスです。
そういった面では、仕事量を景気で左右されません。
30代の転職者に向けた面接対策について、書いています。
採用担当側の意見なので、ぜひ参考にしてください。
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不況でも儲かる仕事になっていく

景気が悪くなると、不況に強いとされる業界へ転職者が増加します。
福祉の業界でも、他業種・他職種からの転職をよく目にします。
好景気で給料がグンと上がった方も、不景気になれば給料が下がってしまう方も増えます。
こういった時、自分が儲かっているように錯覚します。
全く変わっていないのに。
というのも、私の会社では景気に左右されることがないため、昇給の波というものがありません。
少ないながらも順調に増えますし、賞与が下がることもほとんどありません。
昇給・賞与も基本変動がないので、好景気時はハンカチを噛みしめる思いですが、この時ばかりはほんのり優越感を味わうことができます。
ただ、決して儲かっているわけではないというのが実状です。
次に、景気に左右されない仕事を選んで失敗したかな?と思えることをお伝えします。
不況に強い業界の仕事が好きな仕事とは限らない

不況に強い業界の仕事が好きであれば、それはとても良いことですが、絶対に好きな仕事とは限りません。
仕事選択の際に、本当はやりたい仕事があったかもしれません。
夢をつかむような業界に惹かれたかもしれません。
でも、何があるかわからない世の中なので、安定した仕事を選択しよう。
夢や、やりたい仕事を辞め、現実的な道を選ぼう。
こんな気持ちで、仕事をしている人もいるはずです。
私に関して言えば、まさにこれ。
転職の時に、エージェントの紹介や転職サイトを見て、興味を持った仕事もいくつかありました。
面接に行き家族と次の仕事の相談をすることもありましたが、最後に話し合ったのは家族のこと・子供のことでした。
そして、不況でも潰れない企業がいいね、ということになり就いた今の仕事。
妻は、「新型コロナの影響があっても、あなたの会社はなくならないよね」と安心した表情でした。
その表情を見て安心している反面、心のどこかにもどかしさを感じます。
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景気が良いと儲かっていない気がする

また、先ほどとは逆に好景気な時ほど、儲かっていないと焦りを感じます。
学生時代の仲間で食事をしていても、好景気の時は周りの羽振りもよく、波に置いてかれている感覚がありました。
給与が上がった、賞与が良かった、なんて話を飲み会で聞くのは、ちょっと辛かった時期もあります。
正直、これがいつまでも続くなら、自分の選択は間違っていたのかな…と自信を無くしそうになったこともあります。
だからといって、不況になれとは思ったことないですが…
景気の良い話を聞くのはいいことでもありましたが、周りと同じ境遇を分かち合えない感じもしました。
特に私の住む愛知県は自動車の街で工業系も多く、景気変動を受けやすい街です。
そんな街で育ってきている中、自分だけ蚊帳の外にいるような感じがしました。
お金に左右されない生き方はできる!けど…

不景気に強い仕事に就いた経験で、良いこと・良くなかったことをお伝えしました。
実際に仕事に就き、景気に左右されない仕事はお金にも左右されないということ学びました。
景気で給料が下がることもなければ、莫大に上がることもない。
ある程度の収入を計算できるので、将来設計がしやすいというメリットは感じます。
私の場合、収入の一部を資産運用し老後資金と教育資金を積立設定をしたので、将来の心配も少なくなりました。
お金に振り回されない生き方ができれば、将来の不安を考える時間を、他のことを考える時間へ費やせます。
ただ、果たしてその選択があなたにとってグッドチョイスなのかはわかりません。
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最後に

私は家族のために安定した業界を選択しましたが、仕事を100%楽しめているかというと言葉につまります。
副業が解禁されている昨今の働き方の中、サラリーマンでも収入の柱を分散することはできる時代です。
安定した仕事をする選択もあれば、いまの仕事を続け新しい収入の柱を作るという選択もできます。
できれば、安定した業界でやりたい仕事ができることが一番かもしれません。
でも、次点としてやりたくない安定した業界に進むか、今の業界で安定するために副業するかではないでしょうか。
大切なのは、これだけです。
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