当記事は【ニッテイホールディングス】がどんな会社なのか、その実態について調査した内容です。
就職活動でニッテイホールディングスという企業の名前を聞いたことがある。
また、営業電話の経験があり、ニッテイホールディングスを知った方も多いのではないでしょうか。
ニッテイホールディングスは、資産運用のためのマンション経営のコンサルティングを手掛けている会社です。
最近では不動産投資が注目されていながら、不動産営業は怖いといった評判口コミもあるのが現状です。
そこで今回は、ニッテイホールディングスについていろいろと調べました。
目次
ニッテイホールディングとは
ニッテイホールディングスとは、資産運用型マンションの企画・開発から販売・管理まで行っている不動産会社です。
「都市に、人がより快適に暮らせる住空間の創造を」の企業理念のもと、お客様のゆとりある未来に向けたライフプランを提案しています。
電話による営業方法は迷惑だと思われてしまうこともありますが、そこから契約につながったケースも多く、ニッテイホールディングスではこれまでに400棟以上の販売実績があります。
毎年営業職の新卒採用に力を入れており、多くの優秀な営業マンが在籍しています。
それではまず、ニッテイホールディングの会社概要、そしてどんな商品を取り扱っているかについて解説します。
会社概要
代表取締役:入澤智文
設立:2012年1月
本社:東京都新宿区新宿6-28-7 新宿イーストコート
TEL:03-4589-6711
免許番号:東京都知事(2)94192号
公益社団法人東京都宅地建物取引業会会員
公益財団法人全国宅地建物取引業保証協会会員
一般社団法人東京都不動産共同組合会員
資本金:1000万円
みなさんHPの情報しか見ないのですが、理解を深めるなら事業会社のHPも確認してみたほうが良いですよ。
HPで確認した情報によると、ニッテイホールディングスは2012年に設立した会社です。
事業会社である株式会社ニッテイは1973年設立ということで、資本金も5000万円あり不動産投資業界では老舗企業のひとつといえます。
商品と提案
ニッテイホールディングスは、マンション経営への投資を販売している会社となります。
総合ディベロッパーとして資産運用型マンションの企画開発から分譲や管理まで行っています。
ニッテイホールディングスが提案しているのは、特に20代~30代の若年層に向け中長期に渡った運用がメイン。
短期でハイリスク・ハイリターンな商品を提案するのではなく、長期間でローリスク・ミドルリターンになる商品を中心に提案しています。
ニッテイホールディングスの事業内容について
マンションの取得・売買・交換及び賃貸借の代理及び仲介斡旋業務
不動産の賃貸
保険の代理業
ニッテイホールディングスは、マンションの仲介斡旋および不動産の賃貸、保険代理などを事業として行っています。
いわゆる資産運用型マンション経営のコンサルティング営業で、
これから資産形成をしていきたいと考えている人へ、不動産投資もひとつの柱として提案しています。
そのため若年層へのアプローチがメインで、早くから老後の資産形成の柱を作る目的で、その人に合った投資を通じたライフコンサルティングを行っています。
最近では、終身雇用制度の崩壊や年金の目減り問題で、将来が不安という人も増えてきています。
そのひとつとして不動産投資が注目されている中、幅広い年代にも事業を展開しています。
資産運用型マンションについて
ここ最近耳にするようになった、資産運用型のマンションとはどんなものをいうのか解説します。
ニッテイホールディングスが提案しているような資産運用型マンションを持てば、年金対策・生命保険代わり・相続税対策に活用できます。
年金対策
年金2000万円問題も記憶に新しいかと思いますが、私たちがもらえる年金は確かに減少していっています。
老後に余裕をもった暮らしを実現していくには、年金以外の収入も必要です。
その年金にプラスできる収入として期待できるもののひとつのが、資産運用型マンションです。
年金以外に借り手から家賃が入ることで、毎月ゆとりをもった収入が期待できます。
定期的な収入が入れば、長生きしても資産が底をつくリスクは少なくなり、安心した生活を継続できます。
生命保険代わり
資産運用型マンションを購入すると生命保険の代わりになるとも言われています。
それは、マンション購入時に団体信用生命保険(団信)に加入することで、ローン借主が死亡した際に返済義務がなくなり、死亡保障の保険と同じ役割を果たしてくれるからです。
投資主に万が一のことがあっても被保険者には家賃は入りますし、物件を売却しまとまった資産を得ることもできます。
そういった点が、保険に代わることができるメリットとして資産運用型マンションの購入が注目されています。
相続対策
資産運用型マンションを購入すれば、相続対策にもなります。
まず、不動産は現金よりも評価額が低いため、現金を不動産に変えるだけで課税対象額が減り節税されます。
さらに賃貸の不動産にすると評価額が下がり節税できます。
何より不動産は現金よりも適用できる控除が多いため、上手に活用することで相続時の税負担を軽減できる狙いがあります。
そういった意味でも、早いうちから不動産を取得して対策したいと思っている人は増えてきています。
ニッテイホールディングスの営業方法
- 紹介
- 電話営業
- イベント
- 自社セミナー
ニッテイホールディングスの営業方法は大きく4つの方法があります。
特に電話での営業活動に力を入れている為、興味がない人にもかかってきて迷惑と思った人もいるかもしれません。
営業電話がかかってきたときの対応は、話を聞くかきっぱりと断るかどちらかです。
ニッテイホールディングスが提案するローリスク・ミドルリターンの不動産収入に興味がなければ、意志をしっかり伝えお断りすれば今後連絡がくることはありません。
ただ老後不安を抱えていたり、不動産投資について少しでも話を聞いてみたいと思ったりした場合は、一度話を聞いてみるだけでも良いでしょう。
もちろんイベントやセミナーに参加したい旨を伝えるのも良いと思います。
電話勧誘の基本方針と対応
ニッテイホールディングスでは、社内コンプライアンスとして営業電話を行う際の基本方針と対応を定めています。
これらの基本方針や対応に関する問い合わせはお客様相談室(0120-711-300)にて受け付けているそうです。
勧誘方針と時間帯
お客様が迷惑と思われるようなしつこい勧誘や夜遅い時間帯での営業電話は行っていません。
個人情報の開示や電話勧誘中止依頼への対応
個人情報の開示や削除等の請求、または営業電話による勧誘中止依頼に対しては、所定の手続きに沿って説明を行います。
勧誘方針の全社統一
全営業社員に対して社内研修を実施し、適切な営業活動に努めています。
業界リーディングカンパニーとしての自覚
業界のリーディングカンパニーとしての自覚を社員一人一人が持ち、一人の不誠実な対応がニッテイホールディングスだけでなく業界全体の評判を下げてしまうことを十分に認識して行動しています。
ニッテイホールディングスの営業電話に対する評判口コミ
ニッテイホールディングスに関する評判口コミで多く見受けられたのが、営業電話に対するものでした。
良い評判口コミ
良い評判口コミとしては、「営業が丁寧に説明してくれて不動産投資にメリットが多いことが分かった」や「ちょうど気になっていたところでタイミングよく電話をもらえた」といった内容がありました。
マンション経営に興味がある人や、電話がかかってきたときに営業の話を聞く余裕があった人には良い評価を得ているようでした。
悪い評判口コミ
反対に悪い評判口コミとしては、「何度も電話がかかってきてしつこい」といった内容がありました。
営業電話は断らないと何度もかかってくることが多いです。
ニッテイホールディングスでは電話勧誘の基本方針と対応が定められていますので、もしも不快に思う営業電話が来たらお客様相談室に問い合わせてみるのも一つの手かもしれません。
採用情報
ニッテイホールディングスへの就職を考えている人のために、採用情報も解説していきます。
現在コンサルティング営業職の新卒採用に力を入れているようです。
給料や評価制度
ニッテイホールディングスの新卒の基本給は260,000円で45時間分の固定残業代が含まれています。
しかし、2019年度の月平均所定外労働時間は29時間のため、固定残業時間分必ず働かなくてはならないということはなさそうです。
そして成果状況によって支給されるインセンティブや多数の表彰制度によって給料が上乗せされていきます。
昇給は年4回あるので、給料を上げるチャンスはかなり多い会社であることが分かります。
評価制度は成果主義のため、成果によって給料が変わります。
れに加えて長所評価という人事制度もあり、長所を評価して職制が任されます。
福利厚生
ニッテイホールディングスでは、通勤手当や営業手当などの諸手当の他に、宅地建物取引士の資格を持っていると月30,000円の資格手当が支給されます。
福利厚生は、社宅(25,000円)、社員旅行、ゴルフコンペ、格安オーダースーツ・オーダーワイシャツ、バースデイギフト、格安マッサージ、酸素ルームなどがあり、とても充実しています。
求められる人材
全ての新入社員が将来の幹部候補として採用されます。
そのため、リーダーシップがあり会社を引っ張っていけるような人材が求められます。その際に大切なのが向上心です。
ニッテイホールディングスの営業職は簡単な仕事ではありませんが、向上心を持っていれば困難を乗り越えていくこともトップを目指し続けることもできるからだそうです。
将来の幹部候補として、部下や後輩を気遣い、時には厳しく指導ができる人物に成長していく必要があります。
採用データ
ニッテイホールディングスでは2020年に女性3名、男性8名の新卒採用をしています。
毎年男性の採用者数の方が多い傾向にありますが、女性社員でも営業成績トップを獲得でき役職について日々仕事をこなしている人がいるようでした。
また、激務で離職率が高いと思われがちな業界ですが、ニッテイホールディングスの2020年度平均勤続勤務年数は12年と長く、それだけやりがいをもって働き続けている人が多い印象です。
まとめ
ニッテイホールディングスについて調査しましたが、不動産投資会社の中でも老舗的企業で安心できる会社のひとつではないかと思います。
しかし、どうしても不動産投資のイメージや、電話での営業活動でネガティブなイメージを持たれてしまうのはしょうがないことかと思います。
それでも人生100年時代となり、老後の生活に不安は絶えないことでしょう。
将来への不安への行動は、遅ければ遅いほど不利になるので早く対応するほうが良いです。
老後の年金対策や生命保険の代わりになり、資産運用型マンションを購入している若年層も増えている現実もあります。
ぜひ、自分の目で見て、将来に向けて行動してみましょう。