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本当に世間が言うほど電話不要論なのかガチで考えてみた

電話不要論
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よくツイートを見ていると『電話不要論』が唱えられています。

その賛同っぷりはすさまじく、多くの否定派はメールでもなくツイッターのメッセージでのコンタクトを希望しているような時代ではないでしょうか。

ツイッターをはじめて長くない私はなかなかツイッターをつかいこなせていないためなのか、コンタクトまでツイッターでとはなっていません。

電話が嫌いな人を否定するつもりはありませんが、ただ不要だとも思わないのです。

なので今回は私が思う電話の利点などをまとめてみました。

目次

職種や年代によっては電話は必要

電話をとことん否定する方はとても忙しい方が多いような感じがします。感覚的に、ね。

電話というのはその時出られなければ用件が何か全く分からないし(留守電はありますが)分からないのでかけ直さなくてはなりません。

昔よくあったのですが、友達に今から遊ぼうとテンション高めで連絡し、1日たって折り返しがあると何だか恥ずかしかったり用件が終わっているので自分も不在にしてしまうことがありました。

確かに現代のメールやツイッターのほうがそういった内容をいれることができる点においては良いところです。

ただ、職種や年齢においては電話の方がよかったりします。年齢については年配層になるでしょう。

メールやLINEを打つのに時間がかかる方は電話での通話のほうが良いです。こちらからメールを打てば返信しなくてはいけないと時間かかるし。

ブラインドタッチや携帯のタッチパネルに慣れていない方にはストレスに違いありません。

また、日中携帯を見ることができないような職種の方には直接電話したほうが用件が早く済みます。

電話だと相手の温度感がわかる

電話のいいところは直接肌感覚がわかるという点です。

私は営業をしていたこともあったのですが、やはりメールより電話のほうが私が意図していることを温度をもって伝えやすかったです。

反対に相手からの反応もその物を欲している、あとこうだったら欲しいのに、など会話の中から伝わってくるものがありました。

メールだとどうしても本心が読めない場合があります。

直接耳から聞こえる情報と目から入ってくる情報で受け取り方も違う場合があるので、自分の意思を伝えたいなと思うときほど電話の方が効果的です。

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コミュニケーションと常識の勉強になる

電話とメールの一番の違いはコミュニケーション力です。これにつきます。

直接話すことは圧倒的にコミュニケーション力を伸ばすので子どもにはまず電話を使わせたいなと思っています。

電話に慣れたあとの方がメールやLINEの文面もしっかりするはずです。

最近驚いたのですが、社内にかかってくる電話を取るのが苦痛で新卒の子が会社を辞めたというニュースを見て、とうとうここまで来てしまったのかと愕然としました。

電話が取れない子は対面でのコミュニケーションはより難しいのではないでしょうか。対面でのコミュニケーション力をつけるためにも電話はやっぱり必要です。

あと、最近の若者は深夜や早朝でも構わずLINEやメッセージを送ってくることが多いです。

一回なぜかと聞いたことがあったのですが、「見たければ見て返信すればいいし寝たかったら見なければいい」と言われました。

要は自分の欲求が伝わればそれでいい、自分の言いたいことが言えればいいという感覚だったのです。もはやコミュニケーション崩壊してます。

それほどライトに自分の意見は言える環境にはあるかとおもいますが、相手の意見を聞く力は完全に崩壊していますよね、これは。

最後に

とはいえ私は電話もメールもLINEも利用していますし、どちらかといえば使い分けているという感覚です。

ビジネスにおいても電話は鳴りますがナンバーディスプレイで相手先が見れるので、出る出ないはTPOに分けて取るかを決めています。

また、アポイント関係はメールなどの文章に残しておくほうが相手のスケジュールにも残してもらえると思うのでメールなどで送っています。

一番怖いのはひとつに依存、片寄りすぎてしまうことだとです。

冒頭でツイッターだけで連絡機能を完結させた方、万が一ツイッターがなくなってしまったらどうするのでしょう。

ツイッターも株式会社なので何が起きるかわかりません。

倒産のリスクだけでなく、ツイッターに変わる新たなコミュニケーションツールができる可能性だってあります。

その頃にはツイッターに慣れすぎてついていけず、いつの日か『ツイッター不要論』が出始めるかもしれません。

いまの電話不要論と同様に。いつ電話ばかりしてくる人が煙たい存在とされている人が、ツイッターばかりしてくる人と言われるかわかりません。

どんなコミュニケーションツールにも対応できる年をとっていきたいものです。

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