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選挙ボランティア体験レポート!気になる内容や議員の本音を聞いてみた

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どうも!

政治よりも千原せいじが好きなアラサー代表、ソラマメです。

あなたは、政治、好きですか?わかりますか?私は…まったくありませんでした。

つい先日までは。

というのも、先日から仕事の関係で、選挙ボランティアに参加・体験することになりました。

政治のこともまったく知らないし、知ろうともしてこなかったので、正直行きたくないしやりたくなかった。

でもボランティアや選挙活動を通して未知の世界がたくさんありました。

また、今回政治について書いてみようと思ったきっかけは先輩ブロガー、ナナミライさんの選挙についての記事でした。

個人的には同感で、私も選挙ボランティアにいき政治に関心をもつようになれたので、

若者にも選挙について関心をもってもらいたい。

そう思ってもらえるような記事を書くことにしました。

たまたま仕事で選挙ボランティアにいきましたが、そこで繰り広げられていたことは想像以上のギャップがありました。

候補者の先生とも直接お話を伺うことができ、議員という方が何をされているのかを間近に感じることができました。

貴重な経験をすることができました。

今回の記事としては、

  • 選挙に無関心な若者~30代
  • 政治がキライ、無関心な方

には是非読んでもらいたいです。

政治に対する考え方や国会議員のイメージが変わります。

目次

そもそも選挙についてご存じですか?

選挙期間は衆参両院で違う

そもそも選挙についてあなたはご存知ですか。

公職選挙法が制定された当初は衆参どちらの選挙も選挙期間は30日間でした。

しかし選挙費用の削減や衆参院選の範囲の違いの為現在は、

衆議院選挙が12日間、

参議院選挙は17日間の選挙期間になりました。

どちらも2週間前後なので候補者の先生方は必至に選挙運動をされているのだと知りました。

その選挙運動の種類といっても色々あり、しかもそれぞれに原則として規制があります。

街宣車での演説

街宣車での演説なのですが、停車中の演説はOKですが走行中の演説は禁止されています。

また街宣車での活動は8時~20時までと決められています。

たしかに夜遅くに家から候補者のスピーチが聞こえてくることはありませんでしたので、無意識に夜はしないということを理解していました。

暗黙の了解かと思っていましたが、きっちりと20時までという決まりがあったのは知りませんでした。

ポスターの掲示

選挙運動用のポスターは公営ポスターに掲示することができますが、枚数・規格・掲示方法には制限が設けられています。

選挙のポスターは、選挙期間中しか掲示が許されていないのですが、選挙ポスターとして使用するためには証紙を貼らなくてはいけません。右下にシールを何百枚も貼る必要があるので、けっこう大変な作業ですし、貼りに行くのも大変です。

ハガキやビラの配布

選挙運動用のハガキは立候補すると原則支給されます。

しかし、そのハガキ以外は送ることは出来ません。

ビラについては、種類や大きさ、枚数が決められており選挙管理委員会の証紙を貼る必要があります。

街頭での演説

街頭演説をする場合は、立候補時に選挙管理委員会から交付された街頭演説の標旗をつけておかないといけません。

たしかに演説されている先生の周りにはこれをつけている方がおり、チラシなどを配布しておりました。

ちなみに街頭演説の時間帯も8時~20時迄となっています。

選挙事務所の中はどうなってるの?

気になる選挙事務所の中ですが、表側はテレビで見る、そのものでした。

議員さんたちの「必勝」とかかれた垂れ幕やだるまが置いてあり、いかにも選挙という感じ。

裏の事務所にはじめて潜入したのですがお水、お茶がものすんごい量ありました。

それだけでなく大量のカップ麺やお菓子なども。

時間が勝負なのでのんきにご飯などは食べていられないようです。

ちょっと変わった人も多い

今回ボランティアに伺った先生のお付きの秘書の方含め、その周りにいらっしゃる方々は変わっている人が多かったです。

ここだけの話であまり大きな声では言えませんが…使えなさそうな人が結構いました。

使えない…というのは様々な理由があるのですが、基本的に洞察力にかける人が多かったです。

街宣車を走らせる時間や場所、街頭演説も戦略を練ってやらなくてはいけないのですが、

まとまることができず候補者の先生は秘書の方は怒っていました。

私でもなんでそんな決断したのだろう、と思われるほど素人が考えても

「こりゃあかんやろ」っていうミスを結構していました。

ボランティア方の職業が謎すぎる

選挙日は日曜日ですが、それまでの選挙期間中は平日ですから、その昼から若い男性がボランティアやっていました。

なので「いったいこの人何物なんだ?!」と普段の仕事がものすごい気になりました。

その一人の方と名刺交換させてもらいましたが、その方はフリーランスの方でした。

セミナーとか投資のアドバイスをしている学校のようなものをやっているといっていました。

どうみてもうさんくさいのであまり深く話をせずその場を立ち去りましたが、あやうくセミナーに勧誘されるところでした。

選挙ボランティアの内容

選挙ボランティアの内容も多岐に渡ります。

  • 街宣車演説でのビラ配りなどのフォロー
  • ポスターの掲示
  • ハガキやビラの配布手伝い
  • 候補者の先生と街宣車の連携
  • 演説での旗持ち

など。細かい事務作業を合わせればまだまだやることが多くあります。

どれも限られた時間の中でやらなくてはいけないので単純作業の中にも緊張感は半端ないです。

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候補者の先生って実際どんな人なの?

今回お世話になった候補者の先生はとても実直な方でした。

それまでの議員さんのイメージといったら…「このハゲーー」とか、

「不倫」とか、

ネガティブなイメージが非常に強かったです。

それでも今回お世話になった先生は非常に丁寧な方で、

手伝いである私たちに対しても気遣い、配慮をしてくださるとても素敵な先生でした。

もちろん候補者ひとりではなく、応援してくださる議員さんたちもいて、その方々とも関わることがあったのですが、

中には人をコマのように扱う方も、お偉くされている方もいました。

うん、イメージ通り。

だけど、そうではなく真面目にひたむきに、対外的にも律儀な方もいるのだなと思ったのが意外でした。

話の説得力が半端ない

やはり政治家さんだけあり、話の説得力は非常にあるなと感じました。

街頭演説だけではもちろん原稿などありません。出たとこ勝負です。

その町の抱える問題と党の掲げる政策をうまく織り交ぜ、そして選挙に勝たなければそれができないと落とし込む。

そのスピーチもピタっと決められた時間までに着地させてくるのは、さすがだなと思いました。

そこらの校長先生に教えてあげてほしいくらいですよ。

で、このスピーチの力はいま自分の綴っているブログでも同じだと感じました。

ブログもだらだらと書いても意味がない。

読み手がいて、

その方がリアルに感じれる内容を理解してもらう、

自分が訴えたいことに共感してもらう、

そして読んだ後ためになったと思える、

これは候補者の先生のスピーチ力から学ばせていただきました。

汗水たらして挨拶していた

私の中の政治家のイメージは、

いいところに住んで、

美味しいものばかり毎日食べ、

偉そうにしている、

とネガティブなイメージばかりを思っていました。

そりゃ、

メディアで報道されるのは

汚職、不倫、ハゲですからね(笑)

でも、今回選挙ボランティアで候補者の先生と一緒に活動に回らせて頂きましたが、

とにかく道行く人や応援してくださる人、地元の人に丁寧に挨拶をされていました。

これは本当に意外でした。

先生にお話を聞きましたが、選挙がある前からも行事にも足しげく通い住民の声を聞いてきたそうです。

だから、支援される方も多いのだなと感じました。

私であればそんなことはできない。

暑い中でも寒い中でも時に叱責をされたりもします。

ある程度政治家としての知名度もある方なのに、

握手を拒まれたり、

否定されたりする。

悔しいはずだし、

情けないなと思うこともあります。

それでも候補者の先生はしっかり前を見て進む決意をお持ちでした。

先生はおそらく50~60歳くらいの方が多いでしょう。

普通の会社であれば役員クラスか少なくとも自分の居心地のよいポジションにはついているはずです。

それなのに、たった一人の民衆からわけもわからず叱責をされたりします。

本当に議員は志がないとできない仕事なのだと改めて実感しました。

議員でもあるがやっぱ普通の人

候補者の先生の選挙期間中のスケジュールは分刻みです。

本当に忙しい…。

だから、ご飯もろくに召し上がらずサプリメントや栄養ドリンクで済まされることも多いようです。

それでも、気を遣っていただきお昼をご一緒させていただきました。

そもそも政治のことなんかわからないし、緊張しすぎて何を話したらいいかわからなかったのですが、

先生のほうから色々とお話してくださいました。

地元はどこだったのか、

趣味はどんなことしてるのか、

いまの仕事場楽しいのか、

何気ない会話をしてくださり気持ちが楽になりました。

「子供は何歳なの?」といわれ3歳だと答えると、「いまが一番かわいいときだな」と微笑ましくお話くださりました。

事務所に戻られるとポスターをもっと貼ってこい、もっと人を使って戦うんだと指揮をとられておりました。

車の中では「ああやって小姑のように言ってしまうけど、普段はビール飲んで笑ってるおっさんなんだけどな…ごめんなぁ」

とおっしゃっていました。

なんか、イメージと違う!!

もっと偉そうにと思っていたイメージとまったく違っていました。

議員でもありながら、「普通の人」なんだなと感じました。

選挙は当選が命!だから必然的に若者への対策が進まない

選挙の戦い方も候補者それぞれですが、

私の選挙ボランティアにいった事務所でもそうですが、ものすっごい「アナログ」です。

電話での応援活動や該当でのビラ配り、

いまの若者の時代とは真逆の広報戦略をとっています。

若者は道を歩いていても歩きスマホでしょうし、音楽も聞いているので街宣車のことなんかわからないでしょう。

必然的に若者の政治への関心はありません。

当然講演会などを開いてもほとんどの来場者は年配になります。

選挙は勝利が絶対です。

候補者も若者に政治への関心をもってもらいたいという気持ちはあります。

ただ、投票をしてくれないとどれだけ若者向けに発信したとしても勝てないのです。

だから、必然的に年配向けへの広報戦略になってしまいます。

若者向けの広報戦略もネット票の普及も私は大賛成です。

でも、そこを訴えていても票が集まらない。

集まらなければ選挙で勝てない。

勝たないと地域や日本を変えられない。

そんなよくない循環が若者の政治ばなれになっているのではないかと感じました。

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最後に

私は今回選挙に関わってみて、政治について考えさせられました。

政治家の先生とも関わることができ、イメージが変わりました。

私は今回の選挙ボランティアを通じて選挙に行くことを決意しました。

これだけ実直に地域や日本のことを考えている方がいるのなら、応援しようと感じたからです。

だから、あなたもぜひ行ってください。とは言いません。

でも、「選挙いってみてもいいな」とか「やっぱり政治はダメだわ」とか選挙や政治へそれぞれの思いを持ってもらいたいです。

大切なのは、周りでなく自分の主張をもつことではないかな、と。

私の今回の選挙ボランティアレポートおよび、政治家の先生の姿を見て、ご自分の判断をしていただくきっかけになればと思います。

この記事を通して少しでも若者や私と同年代の方々が政治に対する議論がされることを、私は望んでいます。

♪選挙の日ってウチじゃなぜか投票行って外食するんだ♪ということで選挙の後に名古屋めしはいかがですか?

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